NIS(ニッシン)の過払金返還請求権に関する債権届出手続は、2012年9月14日まで!
2012年5月9日に東京地方裁判所に再生手続開始の申立てを行い、2012年5月17日付で同裁判所から民事再生手続開始が決定したNIS(ニッシン)グループへの過払金返還請求権に関する債権届出手続は、2012年9月14日までとなっております。
債権届出手続の受付けが締め切られてしまうと、今後NIS(ニッシン)グループへの過払い金返還や債務整理ができなくなってしまいます。
過去にNIS(ニッシン)グループからの借入があった方は、お早めに当事務所へご相談ください!
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事業者向けローン、消費者向けローン、信用保証などグループ全体で総合金融サービス事業を主体に展開していたが、21年3月期に事業内容を中小企業向けノンバンク事業主体から中小企業向けベンチャーキャピタル業務へ転換し、貸付債権等を売却。22年3月期の営業収益は86億5900万円に縮小。さらに、22年12月に貸金業の登録を取下げるなどして23年3月期には40億1400万円となった。23年3月末時点での貸付残高は121億8600万円保証債務残高は52億6200万 円となっていた。
21年3月期以降、ニッシン債権回収(株)(千代田区)や中小企業信用機構 (株)(墨田区)の株式を一部譲渡したほか、22年8月25日には第三者割当増資(約40億円)によりネットワークとの関係解消を進めていた。こうしたなか9月10日、日本振興銀行が破綻。同行とは株式の保有・貸付金などの取引があり、23年3月期に投資有価証券評価損22億7800万円、貸倒引当金繰入額70億2900万円など特別損失97億3700万円を計上したことで204億2500万円の当期純損失を計上し、債務超過に転落した。その後も、厳しい資金繰りを余儀なくされ、大口債権者との間で協議を行い再建に向けた交渉を進めていたが、賛同を得られる見通しが立たず今回の措置となった。
(TSR倒産速報より抜粋)TSR倒産速報
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